鳥取砂丘に落書きで厳重注意に 足跡で落書きしてもダメなの?
こんばんは。しーもりです。
ぼーっとニュースを見てたらちょっと気になる記事がありました。
ニュースの内容
鳥取砂丘の斜面に巨大な落書きをしたとして観光客6人が厳重注意されたというもの。
落書きと言っても砂にスプレーで絵を描いたりしたわけではなく、たぶん足跡で「落書き」をしたみたいです。
落書きは県の条例によって禁止されていたそうです。
鳥取砂丘とは
一般人が立ち入れる砂丘としては日本最大。
と言うのも日本最大の砂丘は青森県の猿ヶ森砂丘で、鳥取砂丘は2番目なんです。
1955年に国の天然記念物に、2007年に日本の地質百選に指定されてます。
落書き事件
実は過去にも落書き事件は発生しているようです。
- 2007年「水曜どうでしょう事件」
番組スタッフが砂丘に番組名を落書きし、環境省から厳重注意を受けた。
- 2007年「名古屋大学アウトドアサークル事件」
巨大な落書きをして批判殺到、サークルは環境省に始末書を提出した。
- 2008年「馬事件」
馬の背に乗る人の顔と名前が書かれていた。
法的なこと
自然公園法では許可なく広告物を掲示することを禁止されています。
落書きが広告物にあたるのかは意見が分かれるところでしょうが、「水曜どうでしょう事件」は広告物と思われても文句は言えないでしょう。
また不快感を与えるような落書きも多く、2009年に「日本一の鳥取砂丘を守り育てる条例」が施工されました。
条例のネーミングセンスはひとまず置いといて、落書きは5万円以下の過料の対象になっています。
個人的な感想
正直なところ鳥取砂丘に足跡で落書きをしたくらいでそんなに騒ぐことなの?って思いました。
もちろん落書きそのものを正当化するようなつもりはありません。
でも鳥取砂丘の落書きは、靖国神社に落書きするような悪質なものとは全く別物だと思うんですよね。
ほっとけば消えますし。
まぁ結局のところ今回のような悪質なものではない(?)落書きがニュースになるのは、これまでのモラルを欠く落書きによって厳重注意をせざるを得ない状況になっているのだと思います。
自然公園法では今回の件はおそらくお咎めなしでしょう。
これまでの不快な落書きが無ければ条例が施工されるようなことはなかったでしょう。
個人的には常識の範囲内であれば、鳥取砂丘に「落書き」をすることは黙認されてもいいんじゃないかなと思う次第であります。
しかし条例を作ってしまった以上は例外を作るわけにはいきませんからね。
モラルの低下が何でもかんでも法で縛る狭苦しい世の中を作り上げていると言ったところでしょうか。
ではでは(^◇^)ノシ