声だけで電話をかける方法 「戦慄の楽譜」より
こんばんは。しーもりです。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、これ「名探偵コナン」で使われたネタなんです。
劇場版「名探偵コナン戦慄の楽譜(フルスコア)」の中のとあるシーンでボタンを押さずに電話を発信するんですよね。
個人的に前から気になってて、先週末にレンタルして映画見てしまいましたw
映画そのものもなかなか面白かったので、気になる人は見てみてください!
んで、さらにこのネタが「探偵ナイトスクープ」で取り上げられて、実際に電話がかけられるか検証してます。
わざわざコナン君がサッカーボールで受話器を外すところから再現するのが素晴らしいw
いまいちなんのことかピンと来ていない方は動画を見てもらえばわかると思います。
どういう仕組み?
電話の番号のボタンを押すと「ピポパ」と音が鳴りますよね?
それぞれの音は低郡と高郡との二つの音で構成されていて、その組み合わせによって下の表に示したように数字や文字に対応しています。
つまり人の声でも低郡と高郡それぞれの音を発声することができさえすれば、理論上ボタンを押さなくても電話発信が可能なのです。
現実的に可能なの?
まず映画の中ではコナン君が船の上から結構離れた位置にある公衆電話にサッカーボールを命中させて受話器を外すという離れ業を当然のようにやってのけます。
まあこの際、ここは本題から逸れるのでスルーしましょうw
そして次に低郡と高郡の音を発声することが求められます。
映画の中ではコナン君とオペラ歌手のお姉さんが発声しています。
実は低郡の音でも結構高くて、男性ではちょっと苦しいw
さらに高郡の音もそれ以上に高くて、ソプラノ(女声の高い音域)じゃないと苦しいw
なので発声する二人は女性であり、一人はソプラノであることが求められます。
ついでに言うとその音を正確に出さなければならないので、ただ単にその音が出せるだけでは難しそうです。
「探偵ナイトスクープ」でも発声を依頼したのは音大生の声楽をやってる人で、彼女たちだからこそできた業と言えるかもしれません。
彼女たちも一時間特訓をした後の話ですからねw
なかなか素人が思いつきでやろうとしてできるものではなさそうです。
最後に
現実的かどうかはさておいて、アニメで使われたネタが現実で再現可能というのはロマンがあって素敵だと思います!
余談ですが、私がこの映画で一番ツッコミたいところは、音痴設定のコナン君が正確に電話の音を発声できるはずがないだろ!というところですw
あと、コナン君は映画の中でかなり微妙な音のずれにも気づいてしまうくらい耳がいいみたいです。
音痴なのに耳はいいのかよ?と言いたくなりますが、音痴だけど耳はいいっていう人は実際にいるのでそこは問題ないと思います。
聞こえる音と自分が発声した音は違って聞こえますからね。
ここ以外にもツッコミたくなるところは多々あるんですが、そんなことを言ってたらアニメは見れなくなってしまうのでねw
ではでは(^◇^)ノシ